歯みがきを楽しくする、サンスター G・U・M PLAYの意義

提供元:サンスター

2017.02.08

オーラルケアという言葉が普及して久しいが、歯みがきの重要性はまだきちんとは認知されていない。しかも、日本人は意識的に取り組んでいるそうだが、実情は決してベストとは言えない。2016年4月、サンスターよりG・U・M PLAYというIoTデバイスがリリースされ、以上の問題点の解決策となる可能性が高いプロダクトとして話題を呼んでいる。開発担当者の松富信治さんに、G・U・M PLAYが画期的である所以を聞いた。

サンスター オーラルケアカンパニー マーケティング部 松富信治さん

お口はカラダの健康のゲートウェイ、歯をみがく=カラダをみがく

日々の歯みがきに対して、どのくらい意識を向けているだろうか。おそらく、大半の人が無意識的に食後、何となくハブラシで歯を磨いている程度だと考えられる。事実、サンスターのアンケートによると、目安と言われている3分間行っているという回答が多く出るものの、いざやってみると1分くらいしか磨いていなかったり、5~10分と長時間の人の場合でも磨き残しが多く見られたそうだ。人には習慣からくる癖がある。適切な方法を取っていなければ、例え長時間だったとしても、効果的とは言えない。そもそも、歯みがきの重要性とは何なのだろう。歯や歯間の汚れを落とすこと? 口臭の予防? 健康的なハグキを保つこと? どれも正解だが、それら以上の意味をもつと松富さんは話す。

「サンスターの創業者 故 金田邦夫は、糖尿病を患って志半ばでその生涯を終えました。その遺志を引き継ぎ、私たちは、「常に人々の健康の増進と生活文化の向上に奉仕する」という社是を掲げて、オーラルケア分野に留まらずに、より健康で、より質の高い生活のために活動してきました。取り組みの中で、糖尿病と歯周病の関係についても着目し、お口の健康を増進することが全身の健康を増進することにつながることを世の中に広げ、人々の健康を支援する活動を行っています。」

松富さんの言葉を借りれば口は健康のゲートウェイ。お口の健康から全身の健康を考えるというわけだ。もちろん、口腔ケアだけですべてをカバーすることはできないが、リンクは必ずある。たかが歯みがき、されど歯みがき。単に磨いているだけと思っていても、健康に重要な行為と言って差し支えはないだろう。

G・U・M PLAYと連動アプリ「MOUTH MONSTER」

歯みがきには正しさの基準になるデータがなかった

歯を磨くという行為をよりたのしいものにしようという発想のもと、G・U・M PLAYは誕生した。加速度センサー(近年リリースされている多くのデバイスに用いられている、物体の方向や速度などを計測するもの)、Bluetooth機能を内蔵する防水のアタッチメント。この至極、シンプルな構造がG・U・M PLAYの全貌だが、使用する際はまず、ハブラシの持ち手の部分の先にアタッチメントをつけ、スマートフォンとBluetoothを通し接続する。スマートフォン上で専用の3つのアプリケーションをダウンロードすることで、歯みがきの動きと連動したゲームなどを楽しめるのだ。その3つのアプリは、口内にある菌をデフォルメ化した92種類のモンスターと戦う「MOUTH MONSTER」、ハブラシが楽器に変わり好きな音楽を演奏できる「MOUTH BAND」、歯みがきをしている間、その日のニュースを読み上げてくれる「MOUTH NEWS」から成る。

16個のパートでブラッシングを検知

それぞれが口腔内を16個のパート(左右、前後など)、ブラッシングのピッチを検知しており、適切なブラッシングができていないとアラートが出る仕組みになっている。

「正しいみがき方を知ってもらい、習慣化してもらうためには楽しさが必要だと考えたんです。とりわけ実装に苦労したのが、口腔内を16のパートに分ける点と歯科衛生士のみがき方に近いかどうかの解析面。これまで歯を1本づつ小刻みに磨いた方が良いという指導で、明確な基準がありませんでした。そのため、歯科衛生士と何度もやり取りとデータ抽出と実装を繰り返し、基準をつくっていきました」

“正しいみがき方を知ってもらう”ことに加えて、G・U・M PLAYには非常に大きなメリットがある。松富さんが言う通り、歯みがきには正しさを規定するデータがなかった。つまり、正解をもっているのは歯科衛生士だけだった。スマートフォンと連動させる最大の意義は、人ごとの歯みがき傾向をデータ化し集積すること。それによって、ユーザーフレンドリーなアイテムはアカデミックな情報の担い手にもなる。

実は重責を担っている、歯みがきの大切さ

「ハブラシは金型技術の最たる商品なんです。均一なものをいくつもつくって、いくつも売ることでようやくマネタイズできる。それが今まで一般的でした。しかし、人によって手の大きさも骨格も違うので、その人に合ったハブラシを使うことがベスト。日々、進化している3Dプリンターがより発展していけば、本当に適切なものを提供できる可能性が生まれるかもしれません。また、集積したデータを活用した、新しいビジネスを展開するという構想もあるんです。健康診断、食事、行動、歯みがき、それぞれのデータを統合して解析し、個別に最適な商品やサービスを提案する。お口の健康から全身の健康をサポートするヘルスケアプラットフォームがつくれると考えています」

松富さん曰く、残存歯数「0~4本」の人と20本以上ある人では、年間の総医療費におよそ18万円もの差が出ている調査結果もあるそうだ。また、歯を食いしばるアスリートは特に口腔ケアが重要だと言う。噛み合わせが悪いと全身のパワーバランスが崩れてしまい、肩こりを引き起こしたり、力む時に力が入らなくなる。糖分を多く含むスポーツドリンクなどを頻繁に飲んだり、緊張やストレスを受けやすい環境にいるアスリートは、虫歯などの口腔内のトラブルが起きやすい傾向にあるそう。サンスターは、現在協賛している競泳日本代表を皮切りに、アスリートにも口腔ケアを推進していく予定だ。社会問題対策や身体パフォーマンスの向上など、歯みがきが重責を担っていることが松富さんの話でわかる。

「まずは正しい歯みがきが広まり、当たり前になっていくべきだと思うんですね。そのためには多くの子どもが、早いうちにそれを身につけておくことがやはり大切。ユーザーからの嬉しい反応として、『MOUTH MONSTER』を使いながら子どもにハブラシをさせたら、前は嫌がっていたのに進んで歯みがきするようになった、育児ストレスが減ったという声があがったんです」

さまざまな側面で効果を発揮しているG・U・M PLAY。是非、試して頂きたい。

文:大隅祐輔  写真:田中郁衣

サンスター

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