2019年5月14日

経験ゼロから世界No. 1企業のエンジニアに転身
“最先端の技術を生み出す”
アプライド マテリアルズで働く醍醐味とは

アプライドマテリアルズジャパン

アメリカのシリコンバレーを本拠地に、半導体製造装置の分野において、世界のトップ企業として走り続けているアプライド マテリアルズ。その日本法人であるアプライド マテリアルズ ジャパンでは、AIやIoTの発展に伴う新時代に向けた積極的な人材採用を行っている。今回は、実業団のラグビー選手から同社のプロセスサポートエンジニアに転身した、平原 孝吉さんにインタビュー。入社までの経緯や現在の業務のやりがい、世界17カ国に拠点を持つグローバル企業で働く魅力、そして将来のキャリアプランなどについて話を聞いた。

ラグビー選手からエンジニアへ、異例のキャリアチェンジ

2017年8月に入社した平原さんは現在30歳。今はサービスセンターに在籍しながら、アメリカ・カリフォルニア州サンタクララにある米国本社のオフィスでの勤務も経験している。平原さんたちプロセスサポートエンジニア(PSE)の仕事は、顧客企業に設置されている装置の稼働をサポートするフィールドエンジニアの支援や新しい装置のプロセス開発などが中心。半導体製造装置というその専門性の高さから、入社するには高度な知識が求められるようにも思えるが、同社の採用要件に経験の有無は関係なく、どちらかといえばチャンレンジ精神があるかが重視される。平原さんの経歴も極めて異色といえる。


「私は地元である神戸の高校を卒業した後、広島を拠点とする自動車メーカーの社会人ラグビーチームで10年近く社員選手をしていました。現役時代のポジションは主にウイング。当時のチームメイトには現役日本代表でプレーしている選手もいて、2015年W杯の日本対南アフリカ戦で決勝のトライを決めた日本代表のカーン・ヘスケス選手と公式試合でマッチアップした経験もあります。当時は技術職として午前は車体の製造や品質管理の仕事をし、午後はチームの練習に参加するという日々でした」
「27歳の時に現役を引退。将来を考えて比較的安定が望める技術職で新しいキャリアを探ってみることにし、エンジニア系の技術サービス派遣会社に登録しました。そこで派遣されたのが現在所属しているアプライド マテリアルズ ジャパンです。当時は納入先企業内での装置の据え付け・立ち上げ、メンテナンス、検収資料の作成などが主な業務でした。そのような時にアプライド マテリアルズが正社員の募集をしていることを知り応募したところ、採用が決まりました。


正社員として入社した後は、技術研修を受講したのち、先輩が指導役についてOJTで装置の搬入から立ち上げ、検収報告までの一連の流れを改めて学びました。その後、エッチング装置(シリコンウエハの表面加工技術の1つ)のPSEとして配属され、お客さまの工場で装置の立ち上げを担当しているフィールドエンジニアのサポート、製品を作るためのレシピ(手順)の最適化サポート、お客さまの要求に対応した新しい工程の開発サポートなどを担当しています。入社からしばらくして、新しいレシピの開発サポートのため、サンタクララの本社オフィスへ長期出張にも行きました。現在は日本でお客さまと一緒に、新たなプロセス開発のサポートをしています」


このように、アプライド マテリアルズで全く新しいキャリアを歩み始めた平原さん。異例だと思われがちだが、平原さん以外にも別の業種や職種から中途で入社した社員も多いという。


「PSEという仕事は、一人ひとりが半導体製造装置、及びプロセスのスペシャリストです。機械、電気、通信、プログラミングなどに関する基礎的な知識に加え、装置それぞれが持つ細かな特性を把握し、なおかつそれらをお客さまやフィールドエンジニアに伝える能力もなければなりません。ただ、最初から全員が専門的な知識を持っているかといえばそうではなく、中途社員の前職は、公務員や営業職、飲食業など、ほんとうに様々です。技術面については技術研修やOJTを始めとした学びの場が整っているので、職歴よりもモノづくりが好きでコミュニケーション能力のある方が、この職種には重要な資質のような気がします」

個人の努力が評価にしっかり反映される環境

多くの場合、フィールドエンジニアで採用された人材は、顧客企業でのメンテナンスやトラブル対応などを一定期間経験した後に、希望に応じてPSEに配属されることが多い。平原さんは派遣スタッフの時に既に一連の業務を経験していたため、PSEで採用されたという。プロセスのスペシャリストであるPSEとして、お客さまをサポートする仕事の醍醐味を、どこに感じているのか。また、入社から2年近くが経った現在、どんなところにアプライド マテリアルズらしい企業風土を感じているのだろうか。


「PSEである以上、半導体製造全般の基礎的な知識を一通り知っていなければなりません。さらに言えば、一口に半導体製造装置といってもその種類は非常に幅広く、装置が変われば仕様も仕組みもすべてが異なるので、覚えることがたくさんあります。そうした日々の中で広く深い知識を蓄え、毎日のように自分が成長できているのを実感しています。私たちが携わる技術の中には世界初のものが多数あり、それらが製品化されて世界中で実用化されることは、エンジニアとしてとても誇りを感じます。


入社して驚いたのは、アメリカでも日本でも自由と責任のバランスが個人の裁量に大きく任せられているという点です。標準の勤務時間やチーム内で決められたルールはありますが、その時々の業務量や必要に応じて個人に裁量権が与えられているので、自分のスタイルを保って働くことができます。極端な話ですが、サンタクララのオフィスでは朝5時に出社する人もいれば、夜に出社して淡々と自分の仕事をこなすような人もいます。ただ、そうした自由も個々の社員が責任を自覚し、しっかりと結果を残しているからこそ与えられているものであって、そこもプロ意識の高い技術者が集まっているからこその環境と言えるのかもしれません」
「今は大変なことの方が多く、時には厳しい状況に直面することもあります。ただ、努力した分だけの評価がしっかり返ってくるので、がんばり次第では大きな昇給や早い昇進が叶うこともあり、それも大きなモチベーションのひとつです。

その一方で、先輩後輩の垣根を越えて若手でも意見を言いやすい風通しの良さもあり、がんばっている人間を認め合える環境ができています。まったく異なる職種から集まってきた人間が連帯感を持って同じ方向に進めているのも、そうしたところが大きいように思います」

プロセスサポートエンジニアの先に見据えるキャリアアップの道筋

大きなキャリアチェンジを経て、ほとんどゼロからのスタート。レベルの高い職場環境の中で勉強と経験を積み重ねる毎日は決して簡単ではないが、さらなる成長のために常日頃から努力を怠らない。


「覚えることは限りなくあるので、会社の外でも勉強する時間をできるだけ設けるようにしています。基礎的なところは独学で学べますが、世界初の最新技術となるとそうはいかないので、詳しい同僚からとにかく多くの知識を聞き出して自分の中に落とし込むようにしています。もともと人と関わることが好きな性格が、そんなところにも活かされているような気がします」
「また、社内外のコミュニケーションに欠かせないのが英語です。サンタクララでの業務は基本的に英語オンリーですし、日本のオフィスでも日本人以外のスタッフと話す時には英語を使います。ラグビー選手の頃にも外国人選手と英語でコミュニケーションを取ることはありましたが、ビジネス英語となるとほとんど知識はゼロ。さらに技術職となるとボキャブラリーの数も圧倒的に違います。今でも十分に身についているかといえばそうではないのが正直なところですが、社内で用意されている英語学習プログラムを積極的に活用しながら学んでいます」


同社の社員の中には、日本法人で経験を積んだ後にアメリカの本社に転属し、よりコアとなる技術の開発に関わる人材も少なくないという。平原さんは今後、どんなキャリアプランを描いているのだろう。


「まずは今のポジションで会社に欠かせない人材になることが第一ですが、いずれはアメリカの本社で働くことが目標です。実はサンタクララで一緒に仕事をしているマネージャーも、日本のフィールドエンジニアからスタートして本社勤務になったとのことでした。毎朝5時に起きてジムトレーニングをした後に出勤するのがスタイルで、仕事でも自分のルーティンを崩さない。技術的にも人間的にも尊敬できる人で、何よりブレない生き方に自分の理想像と重なるところがあります。自分の目標にできる人が多いので、人間的にもポジション的にもステップアップの道筋が描きやすいというのも、アプライド マテリアルズのような先端的なグローバル企業で働く、ひとつの醍醐味なのかもしれません」


難しい局面も少なくない中で、今の平原さんを支える強さはどこから来ているのだろうか。


「4度の手術を経験した選手時代に培った精神面の強さと、様々な方々と触れ合いながら感じられている自分の成長。そして何よりも大きいのは、アプライド マテリアルズという最先端を行く世界的な企業で働いているというプライドではないかと思います」
アプライドマテリアルズジャパン

アプライドマテリアルズジャパン

BRAND TIMES
企業のストーリーをカタチに