ヤマト運輸が提案する新しい働き方 “アンカーキャスト”vol.2
2017年9月、ヤマト運輸が新たに配達に特化したドライバーとして、「アンカーキャスト」を採用し宅急便のキャパシティ拡充への対応を進めていくことを発表した。労働需給が逼迫する中、グループ全体で働き方改革を最優先に取り組みながら、夕方以降の配達ニーズにしっかりと応えるための取り組み。
本施策によって以前よりも中途入社での採用数が増えているという。なぜ増え続けているのか、実際に働く方にアンカーキャストの魅力と働き方について伺った。
運転好きな私が選んだ、安定収入も充実したプライベートも手に入れられる道(40代男性)
19歳で免許を取って以来、車の運転が趣味。これまでも車を運転する仕事を続けてきましたが、最終的に選んだのはヤマト運輸のアンカーキャストでした。
勤務時間帯が午後に限定されているアンカーキャストは、午前中や帰宅後の時間を有効に使えるというメリットがあります。
数あるドライバー職から、アンカーキャストを選んだ理由
車で遠くに行くことが好きで、昔からよく気ままにドライブをしていました。運転をしていると感じる爽快感や解放感が好きなんです。これまでも車を使った仕事に就いてきて個人事業主として独立も検討していたのですが、資格を取るのがかなり大変のようで…。
運転は得意ですが、大型トラックを運転するのは正直不安でした。そんな中で見つけたのが、ヤマト運輸のアンカーキャストの募集。運転するのは軽自動車だし、午後からゆっくり出勤できる。数あるドライバーの仕事の中でも私の希望に合っていると思い、転職を決めました。
仕事の楽しさを教えてくれる、お客さまと同僚の存在
13時出勤なので、午前中はまるまる自分の時間。家でゆっくりしたり、家族の用事に付き添ったりしています。出勤後は担当エリアを1日60軒ほどまわり、宅急便やクロネコDM便を配達。21時に仕事を終えて帰宅したあともゆっくり過ごせています。プライベートの時間がせっかくあるので、これからジムに通って筋トレでも始めようかなと思っているところです。
転職前は、配達の仕事は大変なのではないかというイメージがありました。でも実際にやってみたら、むしろ自分に合っていると感じます。配達量が多いときは確かに忙しいですが、指定の時間に間に合うように仲間がサポートしてくれるので、ひとりで抱え込むようなことはありません。
何より、お客さまが皆さんとても優しいんです。「暑い中ご苦労さま」と声をかけていただけることは、とても励みになります。配達し終わったときの達成感も格別。強面と言われたりもすることもありますが(笑)、これまでのキャリアでも接客を経験しているので、お客さまとよりよいコミュニケーションが取れるように常に笑顔を心がけています。
研修や日頃の情報共有など、バックアップ体制も充実
研修がしっかりしているところも魅力。入社前には安全指導長による講義や運転講習があります。ドライバー経験者とはいえ、業界や会社によってやり方が変わってくるので、研修が充実している点は安心でした。
担当しているエリアは土地勘があったため、道はだいたい知っていましたが、道路が狭く運転しづらい印象がありました。でも、配達は小まわりのきく車なので、運転がとても楽ですね。
効率的に配達するコツは、先輩スタッフからよく教わります。「あのエリアは○丁目からまわると効率がいい」「あの道は通行禁止だから気をつけて」など、経験をふまえて丁寧に教えてくれるのでとても役立っています。
交通事故のケーススタディなども安全指導長からきちんと行われており、安全面は徹底されていると思います。運転の仕事が初めての方でも安心して働ける環境が整っているのではないでしょうか。
転職して、「希望の働き方を諦めなくていい」と知った
アンカーキャストとして働くようになって、変わったことはたくさんあります。収入は安定しましたし、午前中と夜はプライベートの時間。さらに日曜と月曜が休みなので、毎週連休でリフレッシュできています。会社が有給取得を奨励しているため、タイミングを見て大型連休を取るのもいいなと思っています。
私が勤務するセンターは皆さん親切。センター長をはじめ、先輩スタッフも気さくに接してくれて、和気あいあいといった雰囲気です。やりがいを持って仕事をするためには職場環境も大事な要素だと思うので、今の環境は恵まれていると感じています。
あとは、転職してから5〜6kg痩せて、体が引き締まりました(笑)。運転だけでなく配達があるので、ちょうどいい運動になっているみたいです。
好きな車の運転ができて、しかも収入面やワークスタイルにも満足できる仕事は、私にとってとても希少です。アンカーキャストになってみて、自分の希望を最大限に叶える働き方を諦めなくてもいいのだと知りました。いつも支えてくれているお客さまと職場のスタッフに感謝しながら、よりよい仕事ができるように努力していきたいです。
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ヤマト運輸